私は注文住宅を購入した後、収入減少をきっかけに住み替えを経験しました。このブログでは、実際の経験をもとに住宅ローンや住み替え、家計管理について発信しています。当時の私と同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
はじめに
住宅ローンの返済が苦しいと感じたとき、誰に相談すればいいのでしょうか。
私自身、セキスイハイムで土地と注文住宅を購入しました。
土地と建物を合わせた総額は約7,000万円。住宅ローンはペアローンで約5,000万円を借りていました。
購入当時の世帯年収は約900万円で、将来的には2世帯住宅として活用する計画もありました。
決して無理な計画だと思っていたわけではありません。
しかし、その後の人生は想像通りには進みませんでした。
2世帯住宅計画の断念、妻の妊娠、収入の減少、ライフプランの変化。
さまざまな出来事が重なり、住宅ローンの負担が徐々に重く感じるようになったのです。
この記事では、私が住宅ローン返済に悩んだときに実際に相談した先や検討した選択肢、そして最終的に家を売却するまでの経験をお話しします。
「払えない」わけではない。でも将来が不安だった
誤解してほしくないのですが、私は住宅ローンを滞納したわけではありません。
毎月の返済は続けていましたし、返済比率も基準内にはギリギリ収まっていました。
それでも不安はありました。
もし今後さらに収入が減ったら。
子どもが成長して教育費が増えたら。
車の買い替えや大きな出費が重なったら。
数字上は返済できていても、精神的にはかなり追い詰められていたと思います。
私が実際に相談した先は2か所だけだった
インターネットで「住宅ローンが苦しい 相談先」と検索すると、
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 弁護士
- 自治体の相談窓口
- 金融機関
など、さまざまな相談先が出てきます。
しかし、私が実際に相談したのは、
- 住宅ローンを借りていた金融機関
- 不動産会社(査定)
の2か所だけでした。
この記事では、私が実際に経験したことだけを書いています。
最初に相談したのは住宅ローンを借りている金融機関だった
まず相談したのは、住宅ローンを借りていた日本住宅ローンでした。
当時は返済負担を少しでも軽くできないかと思い、
- 返済期間を延ばせないか
- 一時的に返済額を減らせないか
- 返済猶予のような制度はないか
といった内容を相談しました。
担当者の方はとても丁寧でした。
私の状況や不安について親身になって話を聞いてくれました。
しかし結論としては、返済期間の延長や返済猶予などの対応は難しいとのことでした。
理由は、当時の返済比率が基準内に収まっていたためです。
私自身はかなり苦しく感じていましたが、金融機関から見ればまだ返済可能な状態だったのだと思います。
そこで私は、
「では、どうしたらいいのでしょうか」
と聞きました。
すると提案されたのは繰り上げ返済でした。
もちろん一般論としては正しい提案です。
しかし、毎月の支払い負担に悩んで相談している状況だったため、正直なところ「今困っているのに繰り上げ返済ですか……」と感じました。
担当者の方に不満があったわけではありません。
むしろ親身に対応していただきました。
ただ、金融機関としてできることには限界があり、私が求めていた解決策は見つかりませんでした。
この経験から、
「住宅ローンが苦しい」と感じていることと、
「金融機関から返済困難と判断されること」
は別なのだと知りました。
賃貸に出すことも真剣に考えた
家を売る前に、賃貸という選択肢も検討しました。
正直なところ、できれば家は残したかったからです。
せっかく建てた注文住宅ですし、多くのお金と時間をかけて作った家でした。
しかし調べていくうちに、賃貸経営には想像以上のリスクがあることが分かりました。
住宅ローンは本来自分が住むためのローンです。
賃貸に出す場合は金融機関への相談が必要になるケースがあります。
また、
- 住宅ローン控除が使えなくなる
- 金利が上がる可能性がある
- 空室リスクがある
- 修繕費が発生する
- 家賃収入が想定より少ない可能性がある
などの問題もあります。
当時の私には、「問題を解決する」というより、「問題を先送りしている」ように感じました。
そのため、最終的には賃貸という選択肢は見送りました。
売却の話を妻にしたときの反応
住宅ローンの負担や今後の生活については、それまでも妻と何度も話し合っていました。
収入の変化や将来への不安もあり、「このままで大丈夫なのか」という気持ちは夫婦で共有していたと思います。
ただ、「家を売る」という決断は別でした。
私自身、できれば手放したくありませんでした。
それでも現実を考え、
「家を売ることも考えた方がいいかもしれない」
と妻に話しました。
すると妻は、
「ごめんね」
と言いました。
妻は、自分の妊娠や収入の変化などによって、当初の計画が変わってしまったことを気にしていたようでした。
そして続けて、
「正直、少しホッとした」
とも話していました。
実は妻も私と同じように住宅ローンへの不安を抱えていたのです。
私だけではなく、妻も将来への不安を感じながら生活していたのだと思います。
その言葉を聞いて、私自身も少し気持ちが軽くなりました。
売却への迷いはありましたが、夫婦で同じ方向を向いていることを確認できた瞬間でもありました。
不動産査定で初めて現実が見えた
その後、不動産査定を利用しました。
そこで初めて、
「この家はいくらで売れるのか」
を具体的に知ることができました。
すると、それまで漠然としていた不安が数字として見えるようになりました。
売却したらどうなるのか。
住宅ローン残債はどうなるのか。
住み替えは可能なのか。
現実を知ることで、感情ではなく数字で判断できるようになったのです。
最終的に私は家を売る決断をした
悩んだ結果、私は家を売却することを決断しました。
約7,000万円で購入した注文住宅は、約5,500万円で売却しました。
もちろんショックはありました。
「もっと頑張れたのではないか」
「失敗だったのではないか」
と思ったこともあります。
それでも今は後悔していません。
住宅ローンの不安から解放され、住み替えによって家計も立て直すことができたからです。
今の私が当時に戻れるなら最初にやること
もし当時に戻れるなら、まずは住宅ローンを借りている金融機関に相談します。
実際に私も最初に日本住宅ローンへ相談しました。
ただ、今振り返ると、その後にFP(ファイナンシャルプランナー)へ相談してみても良かったと思っています。
当時の私は、
「住宅ローンが苦しいなら銀行に相談するしかない」
と思っていました。
しかし実際には、住宅ローンだけではなく、
- 家計全体の見直し
- 教育費
- 老後資金
- 保険
- 住み替え後の生活
なども含めて考える必要がありました。
第三者の視点で家計を見てもらうことで、自分たちでは気づかなかった選択肢が見つかったかもしれません。
もちろん、FPに相談したからといって必ず解決するわけではありません。
それでも、当時の私は「住宅ローンをどうするか」ばかり考えていて、「家計全体をどう立て直すか」という視点が足りなかったように思います。
そして、それでも不安が解消しないのであれば、早い段階で不動産査定を受けると思います。
私自身、査定を受けて初めて
「この家はいくらで売れるのか」
が分かり、感情ではなく数字で判断できるようになりました。
今振り返ると、
- 金融機関に相談する
- FPに相談して家計全体を見直す
- 不動産査定で選択肢を確認する
という順番で動いていたら、もっと落ち着いて判断できたかもしれません。
👇FPに相談してみる
住宅ローンが苦しい時にやってはいけないこと
一人で抱え込む
住宅ローンの問題は、一人で考えていても解決しないことが多いです。
まずは家族や金融機関など、誰かに相談することが大切だと思います。
「まだ大丈夫」と先送りする
私自身、もっと早く行動していれば、さらに余裕を持って判断できたかもしれません。
住宅ローンを滞納していなくても、不安を感じているなら一度状況を整理することをおすすめします。
希望的観測だけで判断する
私も最初は、
「何とかなるかもしれない」
と思っていました。
しかし最終的に判断材料になったのは希望ではなく数字でした。
家がいくらで売れるのか。
住宅ローン残高はいくらなのか。
現実を把握することで冷静な判断ができるようになりました。
よくある質問(FAQ)
住宅ローンが苦しい時はまず誰に相談すればいいですか?
まずは住宅ローンを借りている金融機関への相談をおすすめします。
私も最初に日本住宅ローンへ相談しました。
返済が苦しくても滞納していなければ相談できますか?
相談はできます。
私も滞納前に相談しました。
ただし、私の場合は返済比率が基準内だったため、返済期間延長や返済猶予は難しいとの回答でした。
家を賃貸に出すのはアリですか?
状況によります。
私も検討しましたが、住宅ローン控除や空室リスクなどを考え、見送りました。
家を売る前に査定だけ受けても大丈夫ですか?
大丈夫です。
私も最初は売却を決めていたわけではありませんでした。
まず査定を受けたことで、冷静に判断できるようになりました。
家を売ったことを後悔していますか?
もちろん迷いや葛藤はありました。
しかし今は後悔していません。
住み替えによって住宅費の負担が減り、将来への不安も大きく軽くなったからです。
まとめ
住宅ローンが苦しいと感じた時、私が実際に取った行動は次の4つです。
- 金融機関に相談する
- 賃貸という選択肢を検討する
- 妻と話し合う
- 不動産査定を受ける
結果的に私は売却を選びましたが、一番大切だと思うのは「早めに動くこと」です。
住宅ローンの問題は、時間が経つほど選択肢が減ってしまいます。
もし今不安を感じているなら、まずは現状を把握するところから始めてみてください。
その行動が、将来の選択肢を増やしてくれるはずです。
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