家を売って後悔した?約7,000万円の注文住宅を売却した私の本音【実体験】

住宅売却
このブログをご覧いただきありがとうございます。
私は注文住宅を購入した後、収入減少をきっかけに住み替えを経験しました。このブログでは、実際の経験をもとに住宅ローンや住み替え、家計管理について発信しています。当時の私と同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

はじめに

「せっかく建てた注文住宅を売って後悔しませんでしたか?」

住み替えを経験した今、この質問をいただくことがあります。

結論からお伝えすると、建物そのものに未練はありますが、家を売却したこと自体は後悔していません。

私はセキスイハイムで約7,000万円の注文住宅を建て、約5,000万円の住宅ローンを組みました。

当時の世帯年収は約900万円。

返済比率は約18%で、数字だけを見ると無理のない住宅ローンでした。

しかし、その後、妻が働けなくなり、世帯年収は約470万円まで減少しました。

さらに子どもが生まれ、ライフプランも大きく変化しました。

住宅ローンの返済額は変わらないまま、返済比率は約34%まで上昇。

将来への不安が日に日に大きくなり、最終的に約7,000万円で建てた注文住宅を約5,500万円で売却し、中古住宅へ住み替える決断をしました。

家を売ることは簡単な決断ではありませんでした。

「もっと頑張れば住み続けられたのではないか」

「売ったら後悔するのではないか」

そんな気持ちと何度も向き合いました。

この記事では、実際に注文住宅を売却した私が、

  • 売却を決断するまでの葛藤
  • 家を売って後悔したこと
  • それでも後悔していない理由
  • 今だから伝えたいこと

を、実体験をもとに正直にお話しします。

もし今、住宅ローンや家計のことで家の売却を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

売却を決断するまでは本当に悩んだ

家を売ると決めるまで、本当に何度も悩みました。

注文住宅は一生に一度の大きな買い物です。

土地を探し、間取りを考え、設備を選び、何度も打ち合わせを重ねて完成した家でした。

だからこそ、

「せっかく建てた家を本当に手放すのか」

という気持ちは簡単には消えませんでした。

当時の我が家は住宅ローンの返済ができなくなったわけではありません。

毎月きちんと返済はできていました。

それでも不安だったのは、

“この先30年以上、本当に今の生活を続けられるのだろうか”

ということでした。

妻が働けなくなり、世帯年収は約900万円から約470万円へ。

さらに子どもが生まれ、教育費など将来の支出も増えていきます。

住宅ローンだけは購入当時のまま。

返済比率は約34%になっていました。

返済できるかではなく、

安心して暮らせるか。

私が悩んでいたのは、その一点でした。

妻も自分を責めていた

一番つらそうだったのは妻でした。

妻は働けなくなったことに対して、

「私が働けなくなったから家を売ることになってしまった。」

と、自分を責めていました。

その姿を見るのは本当につらかったです。

でも私は、

誰かが悪いわけではないと思っています。

病気や体調の変化、家庭の事情など、人生には予想できないことが起こります。

住宅を購入したときには想像していなかった出来事でした。

だからこそ、

無理を続けるよりも、

今の生活を守ることを優先しよう。

夫婦で何度も話し合い、そう決断しました。

今振り返っても、その判断は間違っていなかったと思っています。

両親の言葉に救われた

もう一つ、大きな悩みがありました。

それは両親への申し訳なさです。

住宅を建てる際、両親には資金の一部を援助してもらっていました。

だから、

「せっかく援助してもらった家を手放すなんて…」

という気持ちがずっとありました。

売却を相談するときは、本当に緊張しました。

怒られるかもしれない。

失望されるかもしれない。

そんなことばかり考えていました。

しかし返ってきた言葉は、私の想像とはまったく違いました。

「無理して住み続ける必要はない。」

「家より生活の方が大切だ。」

そう背中を押してくれたのです。

その言葉を聞いたとき、

肩の荷が少し下りたような気がしました。

家を守ることばかり考えていましたが、

本当に守るべきものは家族の生活なんだと気付かされた瞬間でした。

後悔していること

正直に言うと、後悔がまったくないわけではありません。

まず思うのは、

「やっぱり良い家だったな」

ということです。

我が家はセキスイハイムで建てた注文住宅でした。

実際に住んでみると、

  • 気密性が高く、一年を通して快適だった
  • 外の音がほとんど気にならなかった
  • 冷暖房の効きが良く、過ごしやすかった
  • 自分たちで考えた間取りだったので愛着もあった

住宅性能だけを比べれば、今でも素晴らしい家だったと思います。

また、金銭的な面でも少し悔しさは残っています。

土地と建物を合わせると約7,000万円。

それを約5,500万円で売却しました。

もちろん住宅は購入した瞬間から価値が変動するため、ある程度の価格差は理解していました。

それでも、

「もう少し住み続けられていたら…」

と思う瞬間はあります。

そして何より、

子どもとの思い出が詰まった家を手放した寂しさは、今でも少し残っています。

ただ、その後悔は、

「売却したこと」への後悔ではなく、「状況が変わってしまったこと」への寂しさなのだと、今は感じています。

後悔していないこと

一方で、家を売却したこと自体は後悔していません。

その一番の理由は、家計と気持ちに余裕が生まれたからです。

住み替える前は、住宅ローンのことを考えない日はありませんでした。

毎月返済はできていましたが、

「このまま何十年も払い続けられるだろうか」

「子どもの教育費は大丈夫だろうか」

「もし私の収入まで減ったらどうしよう」

そんな不安が常に頭の中にありました。

住み替え後は、年間の住宅ローン返済額が約160万円から約102万円になりました。

年収約480万円に対する返済比率は約21.3%です。

数字だけを見ると約13ポイントしか変わっていません。

しかし、実際に生活してみると、その差は想像以上でした。

以前は住宅ローンを中心に家計を考えていましたが、今は教育費や老後資金、資産形成についても前向きに考えられるようになりました。

精神的な余裕は、お金では測れない大きな価値だったと感じています。

住み替えても生活は意外と変わらなかった

住み替える前は、

「生活の質が大きく下がるのではないか」

と思っていました。

注文住宅から中古住宅へ住み替えるのですから、不安になるのも当然だったと思います。

もちろん、住宅性能は違います。

気密性や断熱性、新築ならではの快適さは以前の家の方が優れていました。

それでも実際に暮らしてみると、

家族との生活はほとんど変わりませんでした。

休日に家族で過ごす時間。

子どもの笑い声。

一緒に食事をする時間。

そうした日常は、家が変わっても変わりませんでした。

むしろ、住宅ローンへの不安が減ったことで、以前より家族との時間を心から楽しめるようになった気がします。

家は大切です。

でも、それ以上に大切なのは、その家でどんな毎日を過ごせるかだと実感しました。

売却して気付いたこと

家を売却する前は、

「家を手放したら負けなんじゃないか」

という気持ちがどこかにありました。

せっかく建てた注文住宅。

周囲からも「もったいない」と言われることがありました。

でも今は、そうは思いません。

人生は住宅を購入した時点で完成するわけではありません。

仕事が変わることもあります。

収入が変わることもあります。

家族が増えることもあれば、生活環境が変わることもあります。

そんな変化に合わせて住まいを見直すことは、決して失敗ではないと思います。

私自身、住み替えたことで家計を立て直すことができました。

そして何より、

「住宅ローンのために生活する」のではなく、

「家族のために生活する」

という本来の形を取り戻せたように感じています。

今、家の売却を悩んでいる方へ

もし今、

住宅ローンの返済や家計のことで悩み、

家を売るべきか迷っているなら、

一人で抱え込まないでほしいと思います。

私も売却を決断するまで、

「家を売ったら絶対に後悔する」

と思っていました。

しかし実際は違いました。

もちろん寂しさはあります。

注文住宅への愛着もあります。

それでも、家計や家族の生活を守れたことの方が、私にとっては大きな意味がありました。

家を持ち続けることだけが正解ではありません。

その時の家族、その時の収入、その時の生活に合った選択をすることも、立派な決断です。

焦って決める必要はありません。

まずは情報を集め、複数の不動産会社に査定を依頼し、自分の家の価値を知ることから始めてみてください。

選択肢を知るだけでも、気持ちは少し楽になると思います。

よくある質問(Q&A)

Q1. 家を売って本当に後悔しませんでしたか?

建物そのものには未練があります。

特にセキスイハイムの住宅性能や、自分たちで考えた間取りは今でも「良い家だった」と思います。

しかし、売却という決断自体は後悔していません。

住み替えたことで家計と精神面に余裕が生まれ、家族の生活を守ることができたからです。

Q2. 注文住宅を売るのはもったいないですか?

私も最初はそう思っていました。

しかし、家を持ち続けることよりも、家族が安心して生活できることの方が大切だと今は考えています。

状況によっては、住み替えも十分に前向きな選択肢です。

Q3. 売却する前にやって良かったことはありますか?

複数の不動産会社へ査定を依頼したことです。

査定額には差があり、自分の家の相場を知ることができました。

売却するかどうかを決めていなくても、まず査定を受けてみる価値はあると思います。

Q4. 家を売る決断で一番大切だと思うことは何ですか?

世間体や「せっかく建てた家だから」という気持ちだけで判断しないことです。

住宅は大切ですが、それ以上に大切なのは家族の生活です。

今だけではなく、5年後、10年後も安心して暮らせる選択かどうかを考えることが重要だと思います。

まとめ

約7,000万円をかけて建てた注文住宅を、約5,500万円で売却する。

当時の私には、とても重い決断でした。

建物への愛着や、手放す寂しさは今でもあります。

それでも私は、売却したことを後悔していません。

住み替えたことで住宅ローンの負担が軽くなり、将来への不安が減り、家族との生活を以前より大切にできるようになりました。

もし当時の自分に一言伝えられるなら、こう言います。

「家を守ることより、家族の生活を守ることの方が大切だよ。」

住宅は人生の中でとても大きな買い物です。

だからこそ、「持ち続けること」だけにこだわる必要はありません。

その時々の状況に合わせて住まいを見直すことも、家族を守るための大切な選択だと、私は実体験を通して学びました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました