約7,000万円の注文住宅を5,500万円で売却。それでも住み替えを後悔していない理由【住宅ローン・住み替え実体験】

中古住宅購入
このブログをご覧いただきありがとうございます。
私は注文住宅を購入した後、収入減少をきっかけに住み替えを経験しました。このブログでは、実際の経験をもとに住宅ローンや住み替え、家計管理について発信しています。当時の私と同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

■ はじめに

結論から言うと、私は約7,000万円で購入した注文住宅を約5,500万円で売却しました。

金額だけ見れば約1,500万円の損失です。

それでも私は住み替えを後悔していません。

当時は「このまま一生住む家」だと思っていました。

セキスイハイムで注文住宅を建て、5,000万円のペアローンを組んで生活を始めました。

夫婦共働きで手取りは約55万円、ボーナスもあり、住宅ローンの返済に大きな不安はありませんでした。

しかし、その後のライフプランの変化によって状況は大きく変わっていきます。

この記事では、

・注文住宅を売却した理由
・住み替えで得たものと失ったもの
・住宅費が月6万円下がって変わったこと

を実体験としてお伝えします。

■ 我が家の購入時と売却時の金額

まずは当時のお金の流れを整理します。

【購入時】

・土地+建物総額:約7,000万円
・親からの援助:約2,000万円
・住宅ローン:約5,000万円(ペアローン)

【売却時】

・査定額:約5,300万円〜5,800万円
・最終売却価格:約5,500万円

数字だけを見ると、

「5,000万円借りて5,500万円で売れたなら得だったのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし実際には購入総額は約7,000万円でした。

約1,500万円下がって売却したことになります。

決して成功した投資の話ではありません。

それでも我が家は売却を選びました。

なぜなら、住宅ローンへの不安を抱えながら長い年月を過ごすよりも、家族の生活を安定させることを優先したからです。

■ 売却で一番つらかったのは親への申し訳なさだった

正直、お金のこと以上に辛かったのは親への申し訳なさでした。

この家を購入する際、親から約2,000万円の援助を受けていました。

本来なら長く住み続けるつもりで建てた家です。

だからこそ売却を考え始めた時は、

「せっかく援助してもらったのに申し訳ない」

という気持ちが強くありました。

もちろん親も、家を購入した時には売却する未来など想像していなかったと思います。

それでも、無理をして住み続けることが家族の幸せにつながるとも思えませんでした。

今でも親には感謝しています。

そして、あの時の住み替えは我が家にとって必要な決断だったと思っています。

■ 住宅ローンがきついと感じ始めた理由

注文住宅を購入した当初は、住宅ローンが重荷だと感じたことはありませんでした。

夫婦共働きで手取りは約55万円。

ボーナスもあり、月14万円の住宅ローン返済も問題ありませんでした。

しかし、

・妻の退職
・妊娠、出産
・教育費への不安
・ライフプランの変化

が重なり、

「今は払えていても、この先はどうだろう」

と考えるようになりました。

返済不能ではありません。

ただ、家計の余裕が少しずつ削られていく感覚がありました。

住宅ローンは35年続きます。

その長さを考えた時、不安が大きくなっていきました。

■ 住み替えを考えた時に最初にやったこと

住み替えを考え始めた時、最初にやったのは不動産会社への査定依頼でした。

当時は、

・今の家がいくらで売れるのか
・ローンが完済できるのか
・住み替えが現実的なのか

全く分かりませんでした。

そこで不動産一括査定を利用しました。

実際の査定額は、

・約5,300万円
・約5,500万円
・約5,800万円

と会社によって差がありました。

最終的な売却価格は約5,500万円でした。

この時に感じたのは、

「まずは現実を知ることが大切」

ということです。

複数社を比較することで、冷静に判断できる材料が揃いました。

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■ 毎月6万円の差は想像以上に大きかった

住み替え後、住宅費は月14万円から8万円になりました。

差額は毎月6万円。

年間では72万円になります。

10年間で考えると720万円です。

以前なら住宅ローンに消えていたお金が、

・貯蓄
・NISAでの積立投資
・教育資金
・急な出費への備え

に回せるようになりました。

数字以上に、生活の選択肢が増えたと感じています。

■ 住宅ローンの不安が減り精神的な余裕ができた

住み替えで一番変わったのは家計よりも気持ちでした。

注文住宅に住んでいた頃は、車検や家電の買い替えの話が出るだけで、

「また大きな出費か…」

と考えてしまうことがありました。

もちろん支払えないわけではありません。

しかし住宅ローンの負担が大きいと、予想外の出費に対して必要以上に身構えてしまいます。

今はもちろん節約を意識しています。

それでも以前ほどお金の不安に支配されることはなくなりました。

■ 旅行や外食を楽しめるようになった

住宅費が下がったことで、家族との時間も変わりました。

以前は旅行や外食をする時も、

「本当に大丈夫かな」

と考えることがありました。

今は無駄遣いをしているわけではありません。

ただ、以前より気持ちよくお金を使えるようになりました。

住宅費を下げたことで得られたのは、お金だけではなく心の余裕だったと感じています。

■ 住宅ローンがきっかけでお金の勉強を始めた

注文住宅を購入した当時、私はお金の知識がほとんどありませんでした。

しかし住宅ローンへの不安を経験したことで、

・税金
・社会保険
・NISA
・資産形成
・教育費

について学ぶようになりました。

今では年に1回程度、FPへ相談しています。

住宅購入時は、

「今払えるか」

を考えがちです。

しかし本当に大切なのは、

「将来変化があっても払えるか」

だと感じています。

■ 注文住宅から中古住宅へ住み替えて感じたデメリット

もちろん良いことばかりではありません。

以前住んでいたセキスイハイムの注文住宅と比べると、

・気密性
・断熱性
・防音性

は確実に下がりました。

現在の家は築7年の建売住宅です。

また、中古住宅特有のリスクもあります。

実際に我が家では入居から約1年でエコキュートが故障しました。

修理費は約8万円でしたが、購入時の保証により自己負担はありませんでした。

■ 注文住宅を売却したことを後悔している?

結論から言うと、後悔していません。

約7,000万円で購入した家を約5,500万円で売却しました。

数字だけ見れば大きな損失です。

それでも今の方が生活の満足度は高いと感じています。

なぜなら、

家計への不安が減り、家族との時間や将来に目を向けられるようになったからです。

私は注文住宅を建てたことを後悔しているわけではありません。

ただ、

「家を買うこと」と「幸せに暮らすこと」は必ずしも同じではない。

そのことを、この住み替えを通して学びました。

■ まとめ

注文住宅を売却し、中古住宅へ住み替えたことで、

・住宅費が月14万円から8万円になった
・年間72万円の余裕が生まれた
・NISAや貯蓄に回せるお金が増えた
・FPに相談するようになった
・旅行や外食を楽しめるようになった
・将来への不安が減った

そして何より、

家のスペックは下がったけれど、生活の満足度は上がりました。

もし今、

「住宅ローンがきつい」

「住み替えるべきか迷っている」

という方がいるなら、一度数字を書き出してみてください。

現実を知ることが、次の選択につながると思います。

住み替えが正解とは限りません。

ただし、無理をして持ち続けることもまた正解とは限らないと思っています。

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